弓道とは

 弓道は、長い歴史と伝統に培われてきた日本独特の武道です。現在は、日本体育協会に所属し、全日本弓道連盟を母体として、その傘下に都道府県連盟、市町村連盟、同好の会、実業団の連盟、大学や高体連の学校弓道組織などがあり、盛んに活動しています。

 弓道の特性 

 

・全身の筋肉の静的緊張と努力を要求する運動である。
・正しい姿勢を要求する運動である。
・正確さを要求する運動である。
・自己統制を要求する運動である。
・スポーツマンシップを要求する運動である。
・安全性についての発達をうながす運動である。
・個人でも楽しく行うことのできる運動である。
・誰にでも行うことができる運動である。
・疲労の少ない運動である。
・知的発達をはかり、教養を高めることのできる運動である。   (『学校弓道指導の手引』より引用)

 

 弓道場 

射場

〔近的射場〕射距離28m。
〔遠的射場〕射距離60m。
通常の審査・競技では近的射場を使う。

〔近的〕直径36cm以下の的。霞的・星的などがある。
〔遠的〕直径1.22mの的。
通常の審査・競技は直径36cmの霞的を用いる。

巻き藁

初めて実際に矢を離す巻き藁射法や射型の矯正などに使う。

 マナー・危険防止 

服装について
 
・稽古時はなるべく弓道着を着用する。弓道着でない場合は、膝が出ないものを着用してください。

道場内でのマナーについて
・道場内は、靴下か足袋をはき裸足で練習はしない。
・大声を出して話したり、笑ったりしない。
・行射中の射手に話しかけない。
・勝手に、行射中の方の的付けを見ない。
・遅れて、練習に参加する時は大前に入り、行射後、矢取りをする。
・指定された時以外は、落ちに入らない。
・練習後は道場内の清掃を行う。
・先に練習を終えて帰るときは、的を一つ張り替えて帰る。
・必ず挨拶をする。


危険防止について
・行射中は何があっても矢道に出たり安土に入らない。
・矢取りは行射中の人がいないか確認してから、合図をして入る。矢取りが済んだら声をかける。
・巻き藁の前や後ろを横切らない。
・自分の矢尺より短い矢やはぎ糸が取れている矢、破損している矢は使わない。
・竹矢を使用している場合、ハタキをしたら、割れが入っていないか確認する。 

・中仕掛けと筈溝は常に合わせておく。
・矢ぐちがあいたら、口を使って戻す。出来ない時は、馬手(右手)を戻す。
・決められた場所以外では、矢をつがえない。確認のため、つがえる時は矢を人に向けない。
・初心者は勝手に的前に入らない。
・素引き(すびき)の時、絶対に弦を離さない。
・筈が欠けている矢や、羽根の浮いている矢は使わない。
・道着を着ない場合は、胸に飾りやポケットのない上着を着る。また袖の広い上着は着ない。
・指輪・ネックレス・イヤリング・ネクタイ・時計は外す。 

・髪の多い方や長い方はヘアバンドか鉢巻をする。
・膝の出る短いスカートははかない。
・慣れないうちは、メガネのフレームの大きいものはさける。