6月の錬成会前の午前中に会員向けの講習会を行いました。
翌日の行われる一般審査等もあるため、審査を見据えた坐射の体配講習会を実施しました。主任講師・清水先生。時間は9時半〜11時半の予定です。
以下は、事前に周知した当日の流れです。(参加者数により変更あり)
9時〜、参加者全員で準備
9時半、整列
9時半〜体配に関する研修(講義)
休憩
10時半〜、一次審査要領での行射(実技)
11時半、整列
参加者はなんと25名です。皆さん積極的に参加いただきました。
前半は、教本のP62からP64の内容を中心に、詳しく解説して頂きました。
特に基本体とその動作について、生気体とはどういうことか、体の構えや起居進退における心のあり方について解説頂きました。
さらに胴造りの心構え、目づかいの重要性を、射礼の入場時を例に詳しく説明して頂きました。
また、動作と息合いの関係や動作における残心、間合いの重要性についても、実際に動きを示しながら具体的に解説頂きました。
休憩を挟んで後半は、全員が五人立ちで入場し、主として体配の指導をして頂きました。
日頃は、立ちの進行を妨げるのでなかなか細かい点まで時間を掛けて注意を受けることが難しいですが、今回は大変良い機会であったと思います。
自分がやらないときも皆さん真剣にみています。
みなさん、大変熱心に質問するため、予定より少し延長し12時過ぎに終了となりました。
基本的な体配だけでなく、例えばちょっとした気のゆるみでなまけてしまうようなポイント(残心後の物見返しで下を向きがち、退場前の揖(ゆう)の後、縦線を忘れがち、等)も細かくお話いただいました。
清水先生、本当にありがとうございました。
今後もこのような講習会を開催していければと思います。
Comments